@article{oai:seisen-jc.repo.nii.ac.jp:00000646, author = {仁科, 聖子}, issue = {1}, journal = {清泉女学院大学看護学研究紀要, Seisen Jogakuin College Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究は高齢がん患者を介護する家族の就労継続に配慮した看護師の支援を明らかにした.看護師が経験した高齢がん患者と家族介護者への支援について半構造化面接により質的帰納的方法で分析した.その結果,高齢がん患者とその家族に対して看護師は,【介護者が就労継続できるよう助言】し,【介護者が休養できるよう調整】するという支援をしていた.【本人の状態・介護者の就労に合わせた時間調整】,【本人の病状の変化に合わせた介護者の不安軽減】,高齢者の【最期の時期を予測し家族が悔いを残さないよう助言】するという病院と訪問看護師は共通した支援を行っていた.そのうち病院看護師は,【退院に向けてがんの症状に合わせた生活環境の調整】,【介護者の就労を含めた介護力を見極め多職種と調整】などをしていた.訪問看護師は【がんの症状への対処方法を介護者へ助言】,【介護者家族の生活を維持できるよう配慮】するという支援をしていた.高齢がん患者とその家族の就労継続を支えるためには,がん患者の症状緩和に加え,介護者が就労を継続できるよう生活全体をとらえた視点で支援することが重要であることが示唆された.}, pages = {55--63}, title = {高齢がん患者とその家族の就労継続に配慮した看護師の支援}, volume = {3}, year = {2023} }