@article{oai:seisen-jc.repo.nii.ac.jp:00000429, author = {籔田, 由己子}, issue = {33}, journal = {清泉女学院短期大学研究紀要, Bulletin of Seisen Jogakuin College}, month = {Mar}, note = {40020424053, 本研究は,短期海外研修参加者が提出する報告書の記述から,参加者の学びは何か,それは異文化コミュニケーション教育の観点とどのような関連があるのかを明らかにしようという試みである。56名の記述から学びと思われる部分を取り出して分析を行ったところ,参加者は海外研修を通して文化一般的,文化特定的の両方の要素を学んでおり,それらは34コード,10カテゴリーに分類することができた。異文化に触れる中で,知識の広がり,積極性の向上,語学学習意欲の向上,伝えることの難しさは多くの参加者が学んだことであった。異文化コミュニケーション教育の3領域では,認知領域で4つ,情意領域で3つ,行動領域で3つのカテゴリーを得ることができ,本研究対象校の海外研修プログラムは3つの領域でまんべんなく学びを提供していることが観察された。そして,現地関係者とのかかわりが海外研修の学びと最も深く関係しており,参加者はかかわりの中で葛藤し時には喜びを感じ,状況を観察しながらさまざまなことに気づき,それらを新たな知識や視野,意欲,積極的な行動やコミュニケーション力の向上に結びつけていると結論づけることができた。}, pages = {55--68}, title = {短期海外研修の学びと異文化コミュニケーション教育}, year = {2015} }